ヒアルロン酸注入のデメリットやリスクは?

目元やゴルゴライン、ほうれい線などのシワや凹みの改善ができるヒアルロン酸注入
鼻を高くするプチ隆鼻術や、顎を整える輪郭整形もでき、さまざまお悩みを幅広くカバーできる施術法です。

そんなヒアルロン酸注入ですが、
「みんなやっているから」
「簡単にできるから」
と、どうしてもプチ整形としての手軽さが際立ってしまいがちですよね。
でも、施術に際してリスクやデメリットをしっかり把握しておくことも大切です!

そこで、本日はヒアルロン酸注入のデメリットとリスクについてご紹介します。

ヒアルロン酸注入のデメリットとは?

ヒアルロン酸注入は、施術時間も短く、即効性があることで簡単にできるとメリットがあるのは確かですが、もちろんデメリットもあります
他の施術法と比較し、自分に合った方法かを医師としっかり相談してから決めましょう。

効果の持続期間が短い

ヒアルロン酸注入の最大のデメリットは、持続期間が短いこと。
注入後、徐々に体内へ吸収されていくため、施術の効果は永遠ではありません

柔らかいヒアルロン酸を使用した場合は、1~3か月程度とかなりの短期間で元の状態に戻ってしまうこともあります。
ただし、1~2年の持続期間がある長期持続型のヒアルロン酸もありますので、永久的な効果ではないにしろ長持ちするものも存在します。
ですから、どのくらい持つのか、ヒアルロン酸の種類を確認してから施術を受けることが大切です。

時間の経過により元に戻ること、また溶かして元に戻せることヒアルロン酸注入のメリットでもあります。
大掛かりな美容整形を行う前に、お試しでヒアルロン酸注入を受ける方もいるように、メリット・デメリットを知ったうえで施術方法を選択するべきだということですね!
永久的な効果を求めるのであれば、他の施術法も視野にいれて検討することをおすすめします。

コストがかかる

上述の通り、ヒアルロン酸注入による施術は永久的な効果はありませんので、効果を維持するためには一定期間ごとに何度も注入をしなければなりません
その都度コストが発生するということです。

追加注入を続けていくと土台部分に以前のヒアルロン酸が残っていることから、一般的にメンテナンス間隔は長くなりますが、打ちすぎると不自然な表情となるリスクもあるため、医師やカウンセラーとしっかり相談して行っていく必要があります。

ヒアルロン酸注入に伴うリスクとは?

ヒアルロン酸注射による施術では、失敗や副作用が起こるリスクがあります。
詳しく見ていきましょう。

痛み

施術中の痛み

ほとんどの方が麻酔を使用しますので、施術中の痛みは我慢できる程度という方が多いと言います。
クリーム麻酔、局所麻酔、ブロック麻酔などの各種麻酔の使用によって、痛みを軽減することができます。

施術後の痛み

施術後は注入部の痛みや違和感を感じる方もいます。
痛みがどんどん強くなったり、症状が改善しない場合はすぐに診てもらいましょう。

内出血

施術後、内出血が起きることがあります。
皮膚が薄い部位や毛細血管が多くある箇所への注入では起こりやすい傾向にあります。

先端が丸い針「マイクロカニューレ」の使用でリスクを最小限に抑えることができますが、完全に防ぐことはできません。
1週間程度で治まるケースがほとんどです。

腫れやむくみ

施術直後の腫れ

施術後は、注入時の刺激により腫れやむくみがでる方もいます。
殆どの方は数日で治まります。

時間が経ってから腫れることも

時間が経ってから痛みや腫れが起きることがあります。

風邪をひいたり、寝不足が続いたりと、体力が低下しているときに感染症状が起きるケースがあると言います。
症状によっては、抗生剤の投与などの処置が必要なケースもありますので、痛みや腫れを感じたらクリニックでも診てもいましょう。

アレルギーの発生

ヒアルロン酸はもともと人の体内にある成分ですので、アレルギー反応は起きにくいと言われていますが、ゼロではありません

しこりになる

ヒアルロン酸注入をしたら「しこりができた」というケースもあります。

・注入部がボコボコになる
・注入部がブヨブヨしている
・硬く残っているのがわかる
など、注入部に違和感を感じます。
ほうれい線が施術前よりも目立つようになったという方もいます。

しこりができてしまう原因としては、
・医師の技術不足
・ヒアルロン酸の種類が適切でない
ということが考えられるようです。

使用するヒアルロン酸、注入する位置・深さ、注入量が仕上がりに影響することはもちろん、繰り返しの注入によって吸収されずに残ってしまったり、一ヶ所に集中して注入してしまうと、ヒアルロン酸がしこりとなるリスクが高まります

希望通りの仕上がりにならなかった

「注入前とあまり変わらない」「ボリュームがですぎて不自然」「挿入位置がズレている?」
など、思っていた形と違う仕上がりになってしまったというケースもあります。

・医師に自分の希望がしっかり伝わってない
・医師の技術不足
などが原因と考えられます。

まずは、カウンセリング時に理想の形を正確に伝えることが大切です。
また、施術後、予想よりも早く馴染んでしまった場合は、追加注入を行ってくれるクリニックもありますので、事前に確認しましょう。

施術後の注意点!飲酒・運動・入浴はNG?

副作用等のリスクを下げるためにも、施術後の注意点をしっかり守ることが大切です。

施術後、代謝や血行がよくなることをすると腫れやすくなります。
そのため、
・激しい運動
・入浴
・飲酒
は、施術当日は控えることが推奨されているクリニックがほとんどです。

血行がよくなりと、
・むくみやすくなる
・腫れや内出血がでやすくなる
・すでに内出血が起きている場合は、内出血が引きにくくなる
ことから禁止されているんですね。

「どうしても当日飲むのであれば、少量にしましょう」と言ってくれるクリニックもありますが、実際に施術当日の少量の飲酒で、施術直後は平気だったのに、飲んでいる最中に内出血がでてしまったという実例もあると言います。
翌日には、普通に飲酒が可能になりますので、お酒を飲む予定がある日の施術はなるべく避けた方がいいでしょう。

ヒアルロン酸注入後の経過に関する口コミ

ヒアルロン酸注入後のトラブルが気になったという方の口コミをチェックしていきましょう。

こちらの方は、ほうれい線への注入です。毛細血管が目立つ状態になっています。

<施術から9日後のレポート>
施術後、1週間くらいは押すと若干の痛みがありましたが、今はありません。
様子を見ていた、キズ跡のようなのは毛細血管のようです。これはなくなる気配はありません。
ほうれい線は消えて満足ですが、毛細血管が透けて見えるような感じになったのは想像していなかったのでショックでした。(一部省略)

引用元:QWINTET

こちらの方は、マリオネットラインとほうれい線の治療です。内出血が治まるまで2週間要し、さらにマリオネットラインは、ボコボコ感が残ってしまったようです。

終わったあと、ほうれい線は明らかに変わってやってよかったとおもいました。しかし肝心のマリオネットラインは触るとぼこぼこしていて、さらに激痛だったほうは内出血していました。(注入時に血管に触ったんでしょうか?)改善という意味ではマリオネットラインに関しては正直言って満足感は低いです。
<施術から5週間後のレポート>
ほうれい線には大変満足していますが、マリオネットラインの内出血が治るまでに2週間ぐらいかかりました。触らなければ痛くはないけれど、コンシーラーで隠しても目立ちました。そしてまだボコボコしていてちょっと理想とは違いました。(一部省略)

引用元:QWINTET

こちらの方は、ゴルゴラインへの注入です。不自然な膨らみが目立つようになりました。

<施術から2週間後のレポート>
ゴルゴ線のヒアルロン酸は、打っていただいた当日はすごく満足していたのですが、施術後数日経って完全に腫れが引くと、ヒアルロン酸を打った部分だけが膨らんでいて、不自然に見えました
自分が気になるだけで人から見たらそんな気にならないだろうと思っていたのですが、久しぶりに会った友人に「目の下どうしたの?段ができてる」と言われたので、他人から見ても不自然な仕上がりなようです。
特に、笑った時にナメクジのように膨らむ部分があるので、目立つようです。(自分で鏡を確認する時は真顔だったので、気がつきませんでした)(一部省略)

引用元:QWINTET

まとめ

ヒアルロン酸注入のデメリットやリスクについてご紹介しました。

腫れや内出血、痛みなどの副作用については、基本的に起きる可能性がありますので、リスクとしてしっかり把握しておきましょう。